ハルノカオリ
- 2016.02.28 Sunday
- 17:37
皆さんは、日常生活の中で
なんとなく香ってきた「におい」が
幼少期の思い出をフラッシュバックさせたり
香水から昔の恋人を思い出したり
懐かしい記憶を呼び覚ました…
そんな経験ありませんか?
実は、五感のうち、嗅覚以外の四つの感覚
(視覚、聴覚、触覚、味覚)は視床下部を通って
大脳皮質の各感覚領域に情報を送り、
その後大脳辺縁系に到達します。
けれども、嗅覚だけは嗅神経を通して直接、
大脳辺縁系(古い脳)に情報を送るのだそうです。
つまり嗅覚はダイレクトに記憶や感情を司る部分に
働くというわけ。
私も沈丁花(じんちょうげ)の香りを嗅ぐと
2〜3歳の頃に母の実家で遊んだ記憶を思い出し
春あちこちで嗅ぐこの香りに何度も足を止めて
今は亡き祖父と母、幼い頃走り回った庭を思い出します。
香りのある春の花。
今日はこの時期に甘い香りを放つフリージアをご紹介。
【 フリージア アラジン 】
春しか出てこないこの花の人気は高く、
フリージアだけの花束を毎年ご注文されるお客様も
いらっしゃいます。
きっと、受け取る相手の方は、この花の香りを嗅ぐと
その人を思い出すんでしょうね。
ピンクと白のフリージアは香らないので、
香りで印象を与えたいなら黄色がおススメです。
そして、香りのある花と言えば、そう、バラ!
【 ブルーリボン 】
最近では香りの少ないバラの品種が増えましたが、
寒河江市森谷園芸さんのバラ「ブルーリボン」は
香りが本当にエレガント!
ぜひ、思い出の香りの一つにしてください。
JUGEMテーマ:花のある暮らし